倪太守

倪太守は曹魏(そうぎ)の清河太守で、管輅(かんろ)に雨の時期を尋ね、予言どおり雨が降ると彼をもてなしたことで記される。
出典
原典に倪太守が登場する箇所
正史 · 巻 29『三国志』
…後得休,過清河倪太守。時天旱,倪問輅雨期,輅曰:「今夕當雨。」…
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輅隨軍西行,過毌丘儉墓下,倚樹哀吟,精神不樂。人問其故,輅曰:「林木雖茂,無形可久;碑誄雖美,無後可守。玄武藏頭,蒼龍無足,白虎銜屍,硃雀悲哭,四危以備,法當滅族。不過二載,其應至矣。」卒如其言。後得休,過清河倪太守。時天旱,倪問輅雨期,輅曰:「今夕當雨。」是日暘燥,晝無形似,府丞及令在坐,咸謂不然。到鼓一中,星月皆沒,風雲並起,竟成快雨。於是倪盛脩主人禮,共為歡樂。〈輅別傳曰:輅與倪清河相見,既刻雨期,倪猶未信。輅曰:「夫造化之所以為神,不疾而速,不行而至。十六日壬子,直滿,畢星中已有水氣,水氣之發,動於卯辰,此必至之應也。又天昨檄召五星,宣布星符,刺下東井,告命南箕,使召雷公、電母、風伯、雨師,群岳吐陰,眾川激精,雲漢垂澤,蛟龍含靈,堃堃硃電,吐咀杳冥,殷殷雷聲,噓吸雨靈,習習谷風,六合皆同,欬唾之間,品物流形。天有常期,道有自然,不足為難也。」倪曰:「譚高信寡,相為憂之。」於是便留輅,往請府丞及清河令。若夜雨者當為啖二百斤犢肉,若不雨當住十日。輅曰:「言念費損!」至日向暮,了無雲氣,眾人並嗤輅。輅言:「樹上已有少女微風,樹間又有陰鳥和鳴。又少男風起,眾鳥和翔,其應至矣。」須臾,果有艮風鳴鳥。日未入,東南有山雲樓起。黃昏之後,雷聲動天。到鼓一中,星月皆沒,風雲並興,玄氣四合,大雨河傾。倪調輅言:「誤中耳,不為神也。」輅曰:「誤中與天期,不亦工乎!」〉
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倪太守は曹魏(そうぎ)領内の清河太守で、『三国志(さんごくし)』巻二十九に見える。演義にはこの人物は登場しない。
事績
管輅(かんろ)が休息中に清河(せいが)を通りかかった際、倪太守は旱魃のため、いつ雨が降るのかと尋ねた(史書の記載)。
管輅はその晩に雨が降ると予言した。倪太守は当初なお信じず、彼を宴に招いたうえで、府丞・清河令と約束を交わした。雨が降れば子牛肉二百斤を与え、降らなければ管輅を十日間滞在させるというものだった。
その晩、鼓が一更を告げるころ、星と月は隠れ、風が吹き雲が湧き、ついに大雨が降った。倪太守は主人としての礼を尽くして管輅をもてなし、共に宴を楽しんだ。
関係
- 管輅に雨の時期を尋ね、管輅をもてなした。

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管輅
友
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正史 · 巻 29
- 管輅§67
友
管輅を引き留めて客とし、手厚くもてなした