殷馗

殷馗(イン・キ)は遼東で天文に通じ、梁・沛に五十年後、真人が興ると予言して知られた。
登場
演義 2 回 · 正史 1 巻
殷馗は遼東(りょうとう)の天文観測に優れた人物で、『三国志(さんごくし)』の関連記述および『三国演義(さんごくえんぎ)』第31回、第37回に登場する。
事績
桓帝(かんてい)の時代、楚(そ)と宋(そう)の分野に黄星が現れた。殷馗は、五十年後に梁(りょう)と沛(はい)の間から真人が興り、その勢いには抗しがたいと予言した。建安五年、曹操(そうそう)が袁紹(えんしょう)を撃破すると、この言葉は現実となった。(史書の記載)
『三国演義』第31回では、河辺の老人が、殷馗がかつて語った「五十年後に梁と沛の間から真人が興る」という予言を伝え、それを曹操が袁紹を撃破したことと結びつけている。(演義)
『三国演義』第37回では、司馬徽(しばき)が、殷馗はかつて「群星が潁(えい)の分野に集まっており、そこには必ず多くの賢士がいる」と語ったと述べている。(演義)
関係
- 資料には他の関係について記載がない。